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【前編】吹雪の中の強行(凶行)出撃!真道山森林公園キャンプ場 2019/1/26~2019/1/27

こんにちは、えびかにです。

まずは何も言わずにこの写真を見て欲しい。

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今日は天気予報で寒くなるとは聞いていた。しかし、こんな吹雪になるとは聞いてない。

予約もした。食材も買い込んだ。ウキウキしながら荷物も詰め込んだ。

私は何か悪い事をしただろうか?
胸に手を当てて思い返せば小学校の時に担任の先生の車のマフラーにねんどを詰め込んだ事ぐらいしか思いあたる節がない。

翌朝のホームルームで

全員ねんどを机の上に出せ!

と言われ、1人だけ持っていなくて引っ張たかれた甘酸っぱい思い出が蘇る。

しかし、これぐらいの吹雪で引き下がるえびかに家ではない。

今回は寒いのは想定内の為、標高が低く電源のあるいつもの真道山森林公園キャンプ場を予約している上にホットカーペットと石油ファンヒーターという無双状態である。
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そんな私に怖気づいたのだろう。道中どんどん雪は弱くなっていき、着いた時には吹雪はすっかり止んでいた。

早速、管理棟で受付を済ます。税込みで一泊1,020円、AC電源510円、薪250円という謎の計算式で弾き出された1,780円を支払った。ここは本当に良心的な値段でやられている上に、管理人の方がとても気さくでこのキャンプ場は行った事がない人にはぜひぜひオススメしたい。

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今日はこの雪のせいでキャンセルが相次ぎ、人気のサイトが開いてしまった為、そこを使ってもよいとの事。
人気の13番14番サイトを借りる事が出来た。

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これがその13.14番サイトなのだが、昔はここで2区画、1つのサイトが非常に狭かったらしい。近年のテント大型化に伴い、2つをくっつけて1サイトの料金で貸しているそうだ。
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それから設営に入ったのだが、今までおとなしかった雪が再び牙を剥いて襲って来た。

K先生!マフラーにねんどをつめてごめんなさい!ごめんなさい!

と心の中で叫ぶが先生は意外と根に持つタイプのようで、許してはくれなかった。
雪はどんどん激しさを増す。

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それでもなんとか設営完了し、リビングへと逃げ込んだ。
今回ボックスを買って整理した事で、大分テントの中がスッキリした。

とりあえずビールを飲んでまったり。

今回は少年が外であまり遊べないだろうとトランプやDVDを借りてきていたので設営中はずっととなりのトトロを見ていた。
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暗くなる前にランタンにガソリンを入れて、灯してみた。今日もシューっといい音を出していて、これを聞くとキャンプに来たなぁとテンションが上がる。

薪割りもある程度済ませ、焚き火の準備も終わり、身体も冷え切った所で車に乗って五分の所にある温泉へ。

管理人さんに貰った割引券を使い親子3人で1,500円の所を1,200円で入る事が出来た。
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温泉は露天風呂があり、少年がずっとワニになって遊んでいた。

雪は降ったり止んだりを繰り返していたが、温泉から戻った時には止んでいた。ようやくK先生は私の過去の過ちを許してくれたようだ。

しかし、この後大事件が!!!
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なんとラックの上に置いた袋の中に入っていた未開封のフランス製のパンがない!

真っ先に疑われたのは食い意地の張っている少年だ。
問い詰めるものの、キョトンとした間抜けヅラをしている。

恐らく彼はシロだ。

そしてテント内を探すと封が空いて噛じられた跡のあるフランス製のパンが転がっていた。そういえばテントを張っていた時にニャアニャアと言っていた気がする・・

テントフルクローズでカバンに入れてラックの上に置いていたのに恐るべし。

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今晩の主食はあさりのアヒージョにフランスパンをつける予定だったので慌てて近くのスーパーへヨメが走ってくれた。

晩御飯は冬キャンプでは欠かせない鍋と先程のアヒージョ。ダッチオーブンに鶏、じゃがいも、玉葱を放り込んだ。

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晩御飯が終わり、少年は早々と寝たのでヨメと2人でマッタリ焚き火タイム。

気温は氷点下だ。
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広島県三原市名物のタコの干物を炙りながら夜は更けていった。

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後編へ続く。

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コメント

  1. OSRcamper より:

    …もう絶句です。冬キャンの恐ろしさが写真からでも伝わってきます。それにしてもえびかにさん一家はノンストップで駆け抜けてますね笑。キャンプへの熱は誰にも負けない自信がありましたがさすがに降参です!!

  2. h-k-d より:

    >OSRさん いやぁ、うちはヨメが理解があるというか、全く同じくらいのキャンプ熱を持っているので成り立っていると思います。それがなければ、ソロキャンブログになって「えー。また今週もキャンプ?」と言われながら肩身の狭い思いをしていたと思います。ヨメに感謝!