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【ふもとっぱらキャンプ場】《前編》 2019/6/15〜16

こんにちはっっ!えびかにですっっ!!!

今日は興奮が収まらない。

なぜなら、とうとう夢にまで見た憧れの聖地へ行くチャンスが訪れたのだ。

野球で言えば甲子園!
ラグビーで言えば花園!
西遊記で言えば天竺!

キャンプで言えばふもとっぱらだっ!!!

ただ、勘違いされてはいけないので付け加えるが、私は甲子園も花園も天竺も目指した事はない。

私を熱くさせたのはこれだ。

www.ebikani.co

この番組を見てからという物、富士山に対する憧れが日に日に大きくなっていった。

ただ、私の住んでいる広島からは新幹線で750km。

とてもじゃないが家族三人引き連れて16キロもあるテントを新幹線に積み込むほど傾奇者ではない。

長期連休を取って車で行ける程ステキな仕事にも就いてない。

恐らく永遠に行く機会はないだろうと思っていた矢先になんと会社から富士市での出張命令が!

しかも木金出張で土日はフリーとなれば雨が降ろうが、槍が降ろうが行くしかない!

ゴロゴロとバックに最低限の荷物を詰め込んで、いざ出発!9割5分はキャンプ道具。
誰がどう見ても出張に行く感じではなく、グアムかサイパン行きだ。

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という事で思いのほか、簡単に天竺まで着いてしまった。

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ふもとっぱら

キャンプをする人であれば一度は聞いた事があるだろう。

富士山の麓にある広大な草原で、アニメ『ゆるキャン』の第一話でも登場する、聖地とも呼ばれるキャンプ場である。

ここは子供向けの遊具等は一切なく、あるのは富士山とはらっぱのみだ。

fumotoppara.net

今回行くにあたってこちらの記事を参考にさせて貰いました。
www.p-nex-camp.com

出張も無事終わり、当日の朝は大雨雷注意報

槍が降ろうが行くとは行ったが、大雨が降り、強風が吹き、雷まで鳴るとは、神様も粋な演出をしてくれる。

だが、これを逃すと二度と来る機会もないし、レンタカーも借りている。

悩んでいる私の背中を後押しする様に誰かの声が聞こえた気がした。

諦めたらそこで試合終了ですよ・・・?

先生・・・!!
キャンプがしたいです・・・・・・

その声に導かれる様にマックスバリュにて食材を買い込む事により、完全に退路は絶たれた。

いざ、ふもとっぱら!!!

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受付にてテント一張りで¥2,000を払い一通りの説明を受ける。

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とうとう憧れの聖地に着いたっっ!!!

という感動があまり湧かないのは私の感受性が乏しい訳ではなく、雲に富士山が隠れてしまい、切ない事に只のはらっぱだったからだ。

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車道もドロドロで周りの人達のファッションを見ると、どうやらここは長靴のドレスコードがあるようだ。

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あの有名なでっかい顔も心なしか機嫌が悪そうに見える。

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とりあえず雨が小降りの内にテント設営にかかる。

朝の天気予報のおかげで人はまばらだったので、目の前に誰もいない場所をらくらくゲット。

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設営で体力を消耗した所で昼ごはんを食べに出かけた。

事前にチェックしておいた、富士宮焼きそばの名店むめさんへ。

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焼きそば二玉を注文。
もちもちとした食感で濃いめの富士宮焼きそばに舌鼓を打ち、そのあまりの美味しさに三玉にしておけば良かったと激しく後悔した。

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その後テントに戻り、この時間からビールを飲むと夜まで持たないのでコーヒーでまったり。

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そこから雨風が強くなった為、今日はテントに引き籠もる事にした。

もう外界は台風の様な大荒れでテントがしなりまくっているのだが、パンダクラシックの大黒柱は細めのセンターポール一本のみ。

これは私の心と連動しており、ポールが折れると言う事は、私の心が折れるという事を意味している。

打てる所を全てペグダウンし、張り網もガッチガチに張った後、暫く不安でポールダンサーの様にテント内でポールにしがみついていたが残念ながら踊る余裕はなかった。

奥に見えるテントは家主不在で倒壊。

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日曜日に雨で友達と野球が出来なくなった小学生のように、昼寝をしたりゴロゴロしていると夕方になったので晩酌の準備を始める。

今日は憧れのふもとっぱらで忘れられない思い出になる様にと、奮発してグラム600円もする国産牛を購入していた。

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暴風雨の中布切れ一枚の下で食べた焼肉は強烈な思い出にはなったが、当初思い描いていた物とは少し違う形になった。

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晩ごはんを食べ、ビールを飲みながらゆっくり過ごし、時計を見ると21時。

本当ならあちこちでランタンが灯った幻想的な写真が取りたかったのだが、雨の為に断念。

明日は晴れ予報の為、日の出を見ようと思ったら4時には起きなければいけないのでランタンを消し、寝袋に入りそっと目を閉じる。

やっぱり三玉にしておけばよかった・・むにゃむにゃ・・

後編へ続く。

www.ebikani.co

コメント

  1. misojicamp より:

    富士山が見えるキャンプ場って表現し難い『憧れ』ってありますよね^ ^
    先生が諦めたらダメと言ったらそれは仕方ない事で、おそらく私も意地でも決行しますw

  2. momozin より:

    おおっ!まさに広島人にはテレビで見るしかないキャンプ場!!
    そんな大チャンスの時に限って曇天とは…。
    挽回されたレポートを信じて、「後編」を楽しみにしています。

  3. h-k-d より:

    >みそおさん 憧れが現実の物となって感無量です!老後にでも行ければいいなと思っていたのですが、強行してよかったです^_^

  4. h-k-d より:

    >ももじんさん そうなんですよ、広島人にはテレビの向こうの世界、芸能人と同じ位置づけなんですが、最大のチャンスは最悪のタイミングでやって来る。マーフィーの法則ですね(T_T)前編は興奮覚めやらぬまま帰りの新幹線でほぼ一気に書いちゃいましたが、後編もがんばって早く書きます^_^