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【エリッゼステーク(エリステ)】鍛造ペグって本当に必要!?

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こんにちは、えびかにです。

皆さんは初めてテントを買った時の事を覚えていますか?

私は初めて買ったテント、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスを買った時に、嬉しくてすぐに家の中で広げたくなったのですが、我が家にそんなスペースがあるわけもなく、とりあえずペグとガイロープの入った袋を開いて一人でニヤニヤしていたのをよく覚えています。

しかし、その時は数年後に、まさか一本750円以上もする鍛造(たんぞう)ペグを買う事になるとは夢にも思わなかったのですが、結論から言うと、大型タープ(特にTC)を張るのであれば絶対に必要となってきます。

沢山の種類がある中で私が選んだのは村の鍛冶屋エリッゼステークですが、その購入に至った経緯と理由ををお話ししようと思います。

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鍛造(たんぞう)ペグとは

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鍛造(たんぞう)ペグとは金属に圧力をかけて作る工法で、よく鋳造(ちゅうぞう)と間違われますが、大きく違いがあります。

鋳造(ちゅうぞう)は鋳型(いがた)と呼ばれる金型にどろどろに溶けた金属を流し込み、冷却させて形成する事により、大量生産が可能です。

一方、鍛造(たんぞう)は外部から圧力を加えて内部の気泡を失くす事により、更に硬くする事ができます。

鍛造(たんぞう)ペグの代名詞と言えば、snowpeakソリッドステーク村の鍛冶屋エリッゼステークが有名ですね。

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付属のペグじゃだめなの?

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天気が良く、風が穏やかな日に、整備された芝生のサイトへ行くのであれば付属のぺグでも問題ないと思います。

しかしキャンプ場の天気は変わり易く、突然のゲリラ豪雨に会う事も珍しくないんですよね。

地面がぬかるみ、強い風が吹けば付属のペグではあっという間に緩んだり、抜けてしまう事もあります。

場合によっては、夜中に雨が降り出して何度もペグを確認に行ったり、土砂降りの中、カッパを着て涙目になりながらペグを打ち直したりすることもあるかもしれません。(実体験)

さらに サイトによっては地面の下に石があったりすることもあり、付属のアルミペグなどではテントを固定する事自体が困難な状況に陥る事もあります。(これも実体験)

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鋳造(ちゅうぞう)ペグ購入

そんな過去の苦い思い出からまずはスタンダードな20cmの格安鋳造ペグを購入。

この手のペグは一本100円前後とお手頃価格ですが、強度を維持する為に、太く重くなる傾向にあります。

これにより、悪天候時でもタフスクリーンツールームテントのペグが緩んだり抜けてしまうようなことはなくなりました。

テントは元々安定感があるので、全てペグダウンして張り網をすれば、まず、大丈夫です。

テントはね・・

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結局、鍛造(たんぞう)ペグ購入

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正確にはペグの前に5.2m×5.2mのポリコットンDODのチーズタープMを購入してしまいました。

ポリコットンの大型タープは風の影響を受けやすく、雨に濡れた時に重量が重くなる為、テントの時よりさらに丈夫なペグが必要になってしまったのです。

その結果、当初は絶対に買うことがないだろうと思っていた一本750円以上もする鍛造(たんぞう)ペグを購入しなければいけなくなりました。

メインポール用に38cmのエリステを4本、サブボールや張り網用に28cmのエリステを13本。

正直、長さがあれば鍛造にこだわる必要はなかったのですが、ここはもう勢いですね。

どうせ買うならいいのを買ってやろうという感じです。
皆さんも心当たりがありますよね?

先述のソリッドステークとエリッゼステークと悩みましたが、カラーバリエーションの豊富なエリッゼステークにしました。

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これだけでは終わりません

さて、丈夫なペグを手に入れたのでこれで安心だと思った矢先、今度はそれをフィールドに打ち込む為の屈強なハンマーが必要になってきます。

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付属のプラスチックハンマーでは38cmのペグを打ち込む事は出来ません。

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今まではホームセンターで適当に買った樹脂製のハンマーを使っていたのですが、硬い地面に長いペグを打ち込むにはヘッド部部の重量が足りず、結構力を入れて何度も打ち込まないと刺さっていきません。

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そこでお財布に優しく、ヘッド部分が硬くて重いこちらのハンマーを買うことになりました。

当初はソリステに合わせて、村の鍛治屋アルティメットハンマーの購入も検討しましたが、高額な上に使用回数に伴って磨耗したヘッド真鍮部分の交換が必要となります。

そうすると一回の交換で別メーカーのハンマーを買うのと同じくらいのお金がかかってしまうので、今回は見送らせて貰いました。

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まだまだ終わりません

鍛造ペグとハンマーを購入した後はアレが必要ですよね。

そう、アレです。

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はい、ペグケースですね。

ペグケースにはハードケースとソフトケース、その他に布でくるんだりするタイプもありますが、ソフトケースを選びました。

これは凄く使い勝手が良かったので、また別記事で書こうと思います。

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まとめ

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いかがでしたか?

ちょっとした気の緩みからペグ~ペグケースの三連コンボを決めてしまった私ですが、購入する前と後ではペグに対するイメージががらっと変わりました。

もっと早く買っておけばよかったというのが、実際に使用した後の率直な感想です。

良い点

◆とにかく抜けてしまうんじゃないか?という不安がなくなった。

◆カラーバリエーションが豊富で、サイトがオシャレになる。

◆目立つのでガイロープの存在を教えてくれる。

◆ペグの抜き忘れや置き忘れがなくなる。

◆蚊取り線香ホルダーとして使えるので便利。

気になる点

◆一本あたりの値段が高いので本数を揃えると結構な金額になる。

◆塗装してある為、使用していくに従って塗装が剥がれてくる。

◆単純に重い。

キャンプを始めた時は必要な物が沢山あり、優先順位は低くなりがちですが、安心してキャンプが出来る環境を作る為にはペグはしっかりした物を使用する事をオススメします。

以上、えびかにでした。

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コメント

  1. OSRcamper より:

    今日エリステを新調したくてアウトドアショップへ行こうとしてたので、リアルタイムの記事で焦りました!赤も可愛いですね!

  2. h-k-d より:

    最近ナチュラル系で買っているので、差し色で赤とか良いかなーと思ったらかなりいい感じになりました^^
    一発目で色がはげる事はtoypooさんのブログで知ってましたが、ヘッドの部分と地面に刺さっている部分なのであまり気にならなくなりました^^

  3. masa-camp より:

    キャンプを始めるにあたって、ペグっていいやつがいるよねとテント用に、28cmのエリステを買ったのは良き思い出( ^_^ 😉
    テントには28cmはオーバースペックなのは、今なら分かるんですがね。
    結果、タープに使用してるのでムダではなかったのですが。
    わが家のミニチーズは28cmでもいけそうですが、チーズタープMのメインには38cmが心強いですね!

  4. h-k-d より:

    >masaさん 28cmが一番使い勝手は良いですよね(^_^)38cmは来た時『でかっ!おもっ!!』と思ったのですが、未だに使う時にビビります。打つ時に『こんなに深く打ち込んで抜けなかったらどうしよう』 も(笑)