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 《続》キャンプで星空とテントを上手く撮るには!?角型ハーフソフトフィルターを自作してみました!

こんにちは、えびかにです。

前回の記事の追記になりますが、星を更にキレイに撮ろうとするには、ソフトフィルターと言うものが存在します。

ソフトフィルターはあえて光源を滲ませる事により、小さな星を大きく見せる効果があるフィルターです。

しかし、カメラ用品は高額な物が多い為、このソフトフィルターも例に漏れず、たった1枚の小さなガラスでも軽く1万円も2万円もしちゃうんですよね。(汗)

そんな物は、前回導入した角形フィルターシステムにより風前の灯火となってしまった私のおこづかいでは到底買う事ができません。

そんな私が涙目になって指を咥えながらインターネットを見ているとソフトフィルターは自作出来る事を発見したので早速作ってみました。

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テクニカルグラス

Kenkoより発売されている、テクニカルグラスというただのガラス板があります。

本来はワセリンや油を塗って特殊効果を表現するガラスですが、これにシリコンスプレーを塗ってソフト効果を出します。

サイズは75×75mm100×100mmの2サイズあった様ですが、現在は公式でも75×75mmしか売っていませんでした。

厚さは2mmです。

 

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養生

まずはマスキングテープでフィルター効果をつけたい部分以外をマスキングテープで隠します。

二枚入りなので今回は真ん中で分けた物と2/3程に分けた物を作ってみました。

 

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吹付

100均の物でも良いですが、なんとなくここはケチらずに行こうと変な男気があふれ出てしまった為、アサヒペンの水性クリア(ツヤあり)を購入しました。

 

30~40cmくらい離して左右に素早く動かしながらうっすらと吹付けます。

吹き付ける時のイメージとしては音で表すとシャララランッッシャララランッッという感じです。

 

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塗装面

こちらはさっと1往復(計2回吹付)したバージョンです。

うっすらと表面がぶつぶつになればオッケーです。

 

こちらは素早く2往復 (計4回吹付) したものです。

 

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実写

フィルターなし f2 15秒 ISO1600
フィルターあり f2 15秒 ISO1600

左のフィルターありの写真と比べて右のフィルターをかけた写真はオリオン座冬の大三角形がくっきりと浮かび上がっています。

レタッチのソフト効果では出てこないベテルギウスの赤い色もはっきりと出ていますね。

好みの差はあると思いますが、フィルターの効果で小さな星が薄くなる事により、星座がくっきりと浮かび上がってきます。

今回の写真は全て2往復(計4回吹付)した物を使用しています。

こちらは意図せず下の建物の上部に少しフィルターがかかってしまっていますが、これはこれで個人的に好きな感じです。

 

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まとめ

いかがでしたか?

市販の物を購入すると1枚で数万円するハーフソフトフィルターですが、今回のように自作をすれば1枚あたり数百円で作成する事ができます。

実際に本物を使用した事はないのですが、自作のクオリティーで大満足の物が出来上がりました。

今回は角型で作成しましたが、同じ方法で丸形も作れるのではないかと思いますので、普通のレンズガード(保護フィルター)であればこれも数百円で購入できるので、ソフトフィルターを試してみたい方はやってみてはいかがでしょうか。

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